[postgreSQL]コマンド一覧

\?オプション

一般
\copyright PostgreSQL の使い方と配布条件を表示
\g [ファイル] または ‘;’ 問い合わせを実行(し、結果をファイルまたは |パイプ へ書き出す)
\gset [PREFIX] 問い合わせを実行し結果をpsql変数に格納
\h [名前] SQL コマンドの文法ヘルプ、* で全コマンド
\q psql を終了する
\watch [SEC] SEC秒毎に問い合わせを実行する

問い合わせバッファ
\e [ファイル] [行番号] 現在の問い合わせバッファ(やファイル)を外部エディタで編集する
\e [関数名 [行番号]] 関数定義を外部エディタで編集する
\p 問い合わせバッファの内容を表示する
\r 問い合わせバッファをリセット(クリア)する
\s [ファイル] ヒストリを表示またはファイルに保存する
\w ファイル 問い合わせバッファの内容をファイルに書き出す

入出力
\copy … クライアントホストに対し、データストリームを使ってSQLコピーを行う
\echo [文字列] 文字列を標準出力に書き出す
\i ファイル ファイルからコマンドを読み込んで実行する
\ir ファイル \iと同じ。ただし現在のスクリプトの場所からの相対パス
\o [ファイル] すべての問い合わせの結果をファイルまたは |パイプ へ送る
\qecho [文字列] 文字列を問い合わせ出力ストリームに出力(\o を参照)

情報
(修飾子: S = システムオブジェクトを表示 + = 付加情報)
\d[S+] テーブル、ビュー、シーケンスの一覧を表示する
\d[S+] 名前 テーブル、ビュー、シーケンス、インデックスの説明を表示する
\da[S] [パターン] 集約関数の一覧を表示する
\db[+] [パターン] テーブルスペースの一覧を表示する
\dc[S+] [パターン] 変換ルールの一覧を表示する
\dC[+] [パターン] キャストの一覧を表示する
\dd[S] [パターン] 他では表示されないオブジェクトの説明を表示する
\ddp [パターン] デフォルト権限の一覧を表示する
\dD[S+] [パターン] ドメインの一覧を表示する
\det[+] [パターン] 外部テーブルの一覧を表示する
\des[+] [パターン] 外部サーバーの一覧を表示する
\deu[+] [パターン] ユーザマッピングの一覧を表示する
\dew[+] [パターン] 外部データラッパーの一覧を表示する
\df[antw][S+] [パターン] 関数(集約/通常/トリガー/ウィンドウのみ)の一覧を表示する
\dF[+] [パターン] テキスト検索設定の一覧を表示する
\dFd[+] [パターン] テキスト検索用辞書の一覧を表示する
\dFp[+] [パターン] テキスト検索用パーサーの一覧を表示する
\dFt[+] [パターン] テキスト検索用テンプレートの一覧を表示する
\dg[+] [パターン] ロールの一覧を表示する
\di[S+] [パターン] インデックスの一覧を表示する
\dl ラージオブジェクトの一覧を表示する。\lo_list と同じ。
\dL[S+] [パターン] 手続き言語の一覧を表示する
\dm[S+] [パターン] マテリアライズドビューの一覧を表示する
\dn[S+] [パターン] スキーマの一覧を表示する
\do[S] [名前] 演算子の一覧を表示する
\dD[S+] [パターン] 照合順序の一覧を表示する
\dp [パターン] テーブル、ビュー、シーケンスのアクセス権一覧を表示する
\drds [パターン1 [パターン2]] データベース毎のロール(ユーザー)設定の一覧を表示する
\ds[S+] [パターン] シーケンスの一覧を表示する
\dt[S+] [パターン] テーブルの一覧を表示する
\dT[S+] [パターン] データ型の一覧を表示する
\du[+] [パターン] ロールの一覧を表示する
\dv[S+] [パターン] ビューの一覧を表示する
\dE[S+] [パターン] 外部テーブルの一覧を表示する
\dx[+] [パターン] 拡張の一覧を表示する
\dy [パターン] イベントトリガの一覧を表示する
\l[+] [パターン] データベースの一覧を表示する
\sf[+] 関数名 関数定義を表示する
\z [パターン] \dp と同じ

書式設定
\a 出力モードの ‘unaligned’ / ‘aligned’ を切り替える
\C タイトル テーブルのタイトルを設定する。指定がなければ解除
\f [文字列] 桁揃えを行わない(unaligned)問い合わせ出力におけるフィールド区切り文字を表示または設定
\H HTML の出力モードを切り替える(現在: オフ)
\pset 名前 [値] テーブル出力のオプションを設定する
(名前 := {format|border|expanded|fieldsep|fieldsep_zero|footer|null|
numericlocale|recordsep|recordsep_zero|tuples_only|title|tableattr|pager})
\t [on|off] 行のみを表示するか? (現在: オフ)
\T [文字列] HTML の タグの属性をセット。引数がなければ解除
\x [on|off|auto] 拡張出力の切り替え(現在: オフ)

接続
\c[onnect] [DB名|- ユーザ名|- ホスト名|- ポート番号|-]
新しいデータベースに接続する (現在: “postgres”)
\encoding [エンコーディング]
クライアントのエンコーディングを表示またはセット
\password [ユーザ名] ユーザのパスワードを安全に変更する
\conninfo 現在の接続に関する情報を表示する

オペレーティングシステム
\cd [DIR] カレントディレクトリを変更
\setenv NAME [VALUE] 環境変数の設定、設定解除を行う
\timing [on|off] コマンドのタイミングを切り替える(現在: オフ)
! [コマンド] シェルでコマンドを実行、もしくは会話型シェルを起動

変数
\prompt [テキスト] 変数名 ユーザに内部変数をセットするよう促す
\set [変数名 [値]]
内部変数の値をセット。引数がない場合は一覧表示。
\unset 変数名 内部変数を削除する

ラージオブジェクト
\lo_export LOBOID ファイル名
\lo_import ファイル名 [コメント]
\lo_list
\lo_unlink LOBOID ラージオブジェクトの操作

psql -?オプション

使用方法:
psql [オプション]… [データベース名 [ユーザ名]]

一般的なオプション:
-c, –command=コマンド (SQLまたは内部の)単一コマンドを一つだけ実行して終了
-d, –dbname=DB名 接続するデータベース名を指定(デフォルト: “postgres”)
-f, –file=ファイル名 ファイルからコマンドを読み込んで実行後、終了
-l(エル), –list 使用可能なデータベース一覧を表示して終了
-v, –set=, –variable=名前=値
psql 変数 ‘名前’ に ‘値’ をセット
-V, –version バージョン情報を表示し、終了します
-X, –no-psqlrc 初期化ファイル (~/.psqlrc) を読みこまない
-1(数字の1), –single-transaction
単一のトランザクションとして実行(対話式でない場合)
-?, –help このヘルプを表示し、終了します

入出力オプション:
-a, –echo-all スクリプトからのすべての入力を表示
-e, –echo-queries サーバーへ送信したコマンドを表示
-E, –echo-hidden 内部コマンドが生成した問い合わせを表示
-L, –log-file=ファイル名 セッションログをファイルに書き込む
-n, –no-readline 拡張コマンドライン編集機能(readline)を無効にする
-o, –output=ファイル名 問い合わせ結果をファイル(または |パイプ)に送る
-q, –quiet 静かに実行(メッセージなしで、問い合わせの出力のみ)
-s, –single-step シングルステップモード(各問い合わせごとに確認)
-S, –single-line 単一行モード(行末を SQL コマンドの終了とみなす)

出力フォーマットオプション:
-A, –no-align 桁揃えなしのテーブル出力モード
-F, –field-separator=文字列
フィールド区切り文字を設定(デフォルト: “|”)
-H, –html HTML テーブル出力モード
-P, –pset=変数[=値] 表示オプション ‘変数’ を ‘値’ にセット (\pset コマンドを参照)
-R, –record-separator=文字列
レコード区切り文字を設定(デフォルト:改行)
-t, –tuples-only 行のみを表示
-T, –table-attr=TEXT HTMLテーブルのタグ属性をセット(width, border等)
-x, –expanded 拡張テーブル出力を有効にする
-F, –field-separator-zero
区切り文字をゼロバイトに設定
-R, –record-separator-zero
レコード区切り文字をゼロバイトに設定

接続オプション:
-h, –host=ホスト名 データベースサーバーのホストまたはソケットのディレクトリ(デフォルト: “ローカルソケット”)
-p, –port=ポート番号 データベースサーバーのポート番号(デフォルト: “5432”)
-U, –username=ユーザー名 データベースのユーザ名(デフォルト: “postgres”)
-w, –no-password パスワード入力を要求しない
-W, –password パスワードプロンプトを強制表示する
(本来は自動的に表示されるはずです)

詳細は psql の中で “\?” (内部コマンドの場合) または “\help”
(SQL コマンドの場合) をタイプするか、PostgreSQL ドキュメントの psql の
セクションを参照のこと。

不具合はpgsql-bugs@postgresql.orgまで報告してください。

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