概要
以前まで特定の端末にアクセスするための中継役となる踏み台サーバを
使用するのが一般的でしたが実装コスト、管理コスト、セキュリティ面から
現在ではAWS SSMが使われています。
今回はオンプレミスのlinuxをSSMの管理対象としてRDPするところまで説明します。
手順
アクティベーションの設定
- AWSへアクセス
- AWS Systems Manager を押下
- ノード管理 > ハイブリッドアクティベーション を押下
- アクティベーションを作成する を押下
- 必要項目を設定する
- アクティベーションの説明
- 説明を記載します。(optional)
- インスタンス制限
- SSM管理下にしたいインスタンスの数を記載
- アクティベーションの有効期限
- このアクティベーションの有効期限。期限が切れると登録できなくなる。(空白は1日後になる)
- デフォルトのインスタンス名
- コンソールに表示される名前(optional)
6. ポップアップが表示されるので”activation-code” と “activation-id” をメモする。
※ポップアップ以外では二度と確認出来ないので注意
SSM Agentを対象端末にインストールする
公式手順:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/systems-manager/latest/userguide/sysman-install-managed-win.html
- プロキシ変数の設定
HTTP プロキシサーバーの場合は、次の変数を設定します。
http_proxy=http://hostname:port
https_proxy=http://hostname:port
HTTPS プロキシサーバーの場合は、次の変数を設定します。
http_proxy=http://hostname:port
https_proxy=https://hostname:port
- 該当するディストリビューションで以下の「項番3」を実行する
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/systems-manager/latest/userguide/sysman-install-managed-linux.html
インスタンス名の変更(必要な場合のみ)
- AWSへアクセス
- AWS Systems Manager を押下
- ノード管理 > フリートマネージャー を押下
- 対象のノードIDを押下
- ノードアクション > ノード設定 > タグの追加 から以下の形式でタグを作成する
キー:Name 値:インスタンス名
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